神様に捧げた物

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クリスマスプレゼントに花柄のワンピースをお母さん達にもらった 【若すぎない?】 『まだまだ柚子に似合うわよ。このカーディガン羽織れば落ち着くから』と紺色を少し明るくしたカーディガンを見せてくれた 【お母さん、お父さんありがとう】と伝えた 『お正月は太地さんのとこなんだろ?ご迷惑かけるんじゃないよ』とお父さんに言われた 私はお父さんを見て笑った 窓をみると雪が舞っていた 『寒いはずだね…』 『本当に…』夫婦は私にお構いなしに、窓を二人で眺めていた 自分で言うのもなんだが、仲がよくて理想の夫婦だ。大輝と結婚したころは、お母さん達みたいな夫婦になろうと思ったものだ… そんな私に…大輝にこんな運命が待ち受けていようとは カラス君…神様ってホントに気まぐれだね
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