都会の中のカラス

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その夜、私達は同じベットで寝た 気持ちのいいベット、肌触りのいいシーツ 私は朝までぐっすり眠った 翌日、二人でお節を食べて明治神宮に初詣に出掛けた 帰ってきたのは夕方で、またお節を突いてお酒を飲んだ 先にお風呂に入らせてもらった 洗った髪を太地さんがドライヤーで乾かせてくれる。私は彼の娘のようだ その夜私は寝ている太地さんを起こした 『んん?どうしたんだ?』 『だ…い……て』弱々しくかすれた声で私は一生懸命言葉にした 『喋った!もう一回!』 『だ…い…て』 私はパジャマを脱いで全裸になった 『大丈夫なのか?』 私は頷いた 彼は激しく私にキスをした。そして身体全部に… 乳首を口にふくまれた時快感で身体がそりあがった 優しい彼の愛撫に私は吐息を漏らした そして一つになった瞬間、今までのセックスの恐怖感は全てなくなった 『柚子…愛してる』 お互い激しく腰を動かし快感に導かれる 私の中に太地さんの熱いものがひろがった 『怖くなかった?』 『うん…』 『声が戻ってる…よかったよ』 『す…き…』 私はかすれた声で呟いた
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