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学校に着くと、私は玄関に貼ってある紙へと目をやる。
美月
「私のクラスは…Dか。
あ!詩織の名前もあった♪
詩織もう来てるかなぁ☆」
私は紙に書いてあった番号のロッカーを探し、外靴を脱いで上履きに履き変えた。
美月
「えっと…1-Dは…あった!」
私は恐る恐る教室のドアを開けた。
-ガラガラ-
音のする方向へ数人が振り向く。
詩織
「あ、美月♪」
美月
「詩織ー☆おはよ♪ってか久しぶり(笑)」
長谷川 詩織(ハセガワ シオリ)
中学のときからの友達で、クラスは違ったけどよく一緒に遊んだりしていた☆
小さくてついヨシヨシしてあげたくなるような可愛い女の子♪
詩織
「卒業式の次の日に一緒に遊びに行ったとき以来だよねぇ♪
久しぶりと言えば久しぶりだよね(笑)」
美月
「うんうん(笑)
でも詩織と同じクラスでよかったぁ☆
知らない人ばっかりだったらどうしようかと思ったよ(笑)」
詩織
「ホントだよねぇ(笑)
あ、玲奈も同じクラスになったよ!」
美月
「マジで!玲奈の名前まで見てなかった💦(笑)」
二人でそんな話しをしていると、また教室のドアが開く音がした。
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