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私は考えていた通り、昼休みになると華奈に「私、用事があるから」と伝えて家庭科室に向かいました。
5時間目に試食会がある為、家庭科室には鍵を掛けられていませんでした。
好都合です。
ガラッ
勢いよく扉を開けるとそこには、亜樹を始めとするイジメ推進派の女子が何やら冷蔵庫の中身をいじっていました。
音がした瞬間、亜樹がこちらを向いて歪んだ笑みを浮かべました。
私は、見てしまった…
亜樹の右手に、何かが握られているのを。
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