start line

5/5
前へ
/306ページ
次へ
でも、そんな幸せは長くは続きませんでした。 華奈は私の側にいようとしてくれていたのですが、イジメの主格の子達にそれが悟られ、彼女がどんなに嫌がっても、彼女を私から引き離すのでした。 それでも彼女は連れてかれる度、私にすまなそうに(ごめんね)とアイコンタクトを寄越してくれるのでした。 私はその時、まだ何も知りませんでした。 これは、只の始まりでしかなかったと言う事に。
/306ページ

最初のコメントを投稿しよう!

214人が本棚に入れています
本棚に追加