足切りおばさん

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『足切りおばさんというのは見た目は普通のおばさんなのだが、 足が大好きで切り落として保管している。 この話を聞いた貴方の所に今夜、足切りおばさんが来る。』 90年代頃に一部の地方だけに伝わった話。 何故一部の地方だけに伝わったのかと言うと、 実際にあった話を元にしたかららしいです。 元の話↓ S市のとある街にその街で権力のあるおばさんがいた。 そのおばさんは、お金持ちだからと言って人を見下したりしなかった為、 更に人の良いおばさんだったらしく街の人から評判がよかった。 だがその顔とは裏腹に人身売買の業者から男や女、老若男女構わず足だけを切り落として地下に保存していた。 あるとき、おばさんの主人に当たる人が事業で失敗を重ね、そのおばさんと主人は権力を失い、逃げるように街から姿を消した。 そしてその後、廃墟と化した家の庭から足だけがない腐乱死体や白骨した死体が発見された。 警察が捜査したが不可解なことに、足の数と胴体の数が合わない。足の数がどう考えても少ない。 結局足切りおばさんの行方は分からず仕舞いだった…。 …というものです。 怪談より本当の話のほうが怖いですね…。
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