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最初は小さな単細胞として誕生した生命は、利用できるエネルギーの増大に伴い細胞を大型化していきます。多細胞の生物は約10億年前頃誕生したと言われています。
単細胞生物の中にも、お互いがくっつきあって生きているものもいました。やがて最初から多細胞として複数の細胞で一つの生命を構成するものが誕生します。
よりたくさんのエネルギーを扱い体を大型化させるには、一つの細胞で全てをまかなうよりも、お互いにまとまりあい機能を分化された方がより効率的です。最初は
体を支持する細胞と栄養の吸収・消化をする細胞の2つに分化したと思われます。そこからしだいに、筋肉や神経など、新しい組織と新しい機能が作られていきます。
機能を特化させることにより、体の仕組みは複雑になっていきます。細胞機能を分化させた生物は単細胞では生きていけなくなります。
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