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『母親ってそういうものなの?』
『そういうものです』
母は大きく頷く。
『亜由美、人生は一度きりよ。母さん、今回の事でよぉく分かった。他人に迷惑かけて生きるのはいけないけど、自分に素直に生きなさい。母さん、亜由美を応援してるから。
この前まで、本当にいい顔してた。
いい恋愛していい女になっちゃいなさい』
母はバシッとあたしの肩を叩いた。
あたしは、重い荷物をおろした気分になっていた。
あたしには、ステキな先輩も家族もそしてライバルさえ居るんだ。
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