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「…マンガかコレ?」
とっさに出た言葉がこれだった
・ ・ ・
「何だよコレはぁぁぁ!!」
絶叫を上げながら燈夜は全力で走る
人の横を通り過ぎたのにも関わらず人はバケモノの存在に気づいてすらいなく、逆に燈夜を異常な目で見ていた
―なんで気付かないんだ…!?
内心苛立ちを覚えながらも逃げるしかなかった
「これが貴方の運命…」
「!?」
聞き覚えのある声がした
「御使…なんで?」
いつも自分の席の前に存在する、金髪碧眼の少女…御使 聖が目の前に立っていた
「これは運命」
「運命ってなんだよ!?」
燈夜がそう言った後に聖はすっと前に出てバケモノを片手で吹き飛ばした
「戦う事…それが貴方の運命、さぁ貴方の翼が今還る」
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