12人が本棚に入れています
本棚に追加
「夏だーっ!」
アリスが力一杯叫んだこの言葉から、今回のお話は始まる
「今、世間…ッて言うかリアルでは夏だね」
「ちょっwちぃ、サラッとリアルとか言うなよっ!」
ニヤニヤ顔でリアルとか言い出してしまったチェシャに、アリスがすかさず突っ込む
すると、今度はホワイトがのほほんと笑いながら話し出した
「あははっ!今年は温暖化で猛暑だから大変ですよね~」
「そうだな。クーラーが手放せね……って違ーうっ!」
アリスはホワイトの言葉に軽く同意したものの、直ぐにツッコミを入れた
所謂、ノリツッコミである
しかしホワイトには何故自分が突っ込まれたのかわからないらしく…きょとんとして軽く首を傾げてアリスを見た
「……アリス??」
「今は夏だっ!夏と言えば…普通は海だろ、海っ!」
「アリス、よく言った!そうだよっ!夏と言えば海!海と言えば水着っ!水着と言えば…水着のオネーサンだぁぁっ!」
「…いや…俺、そこまで言ってねぇし思ってねぇし。第一…あんま興味ねぇし」
アリスの“夏と言えば海”発言に、マーチが軽く興奮気味に何か熱く語っている
そんな風に熱く語るマーチを他所に、アリスは冷静にツッコミを入れた
でも、アリス…。“あんま”ってことは…やっぱり興味はあるんだねっ!女性の水着姿…。
それでこそ男の子だっ!
最初のコメントを投稿しよう!