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「……何かッてなんだい…?」
あ~…やっぱそうなるよな…。
「例えば…何かの日だとか、こっちに休日があんのか知らねぇけど休日だとか…」
「えっと…問いたいことがいまいちわかりませんが…一応、5月5日はこどもの日ですよ?」
…おっ…こどもの日なのか。
エルシアにも、こどもの日ってあるんだな。
「あっ、いや…それが聞きたかったんだよ。エルシアにもこどもの日ってあんのかなー…ってちょっと気になってな!」
「…それなら初めッからそうやッて聞けばいいのに…なんで遠回しな聞き方したのさ?」
「ん~…なんとなく?」
「なんとなくッて…」
おぉ…呆れ顔だ。
でも、いまいち俺にもよくわかんねぇんだから仕方ねぇよな、うん!
「よくわかんねぇんだから仕方ねぇじゃん。ところで…こっちではこどもの日ってどんな日なんだ?」
「ニホンのこどもの日とまったく変わりませんよ!男の子の居る家では鯉のぼり上げて、鎧を飾ったりします」
「……ふ~ん…。じゃあ、代わり映えしないんだな。ならもういいや」
そう言ってアリスはスタスタと去っていった。
((……結局何だったんだ!?))
と、2人の気持ちは1つになったとか…。
-end-
むしろ終われw
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