あの時のその人は…

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ふう…。やっと着きました! ちぃと別れてから、かなり飛ばしましたし…やっぱりしんどいですね…。 ……アリス…気絶してたし…大丈夫でしょうか…。 ……とにかくっ!寝る場所を借りないと! そのためには…中に入って頼まなくちゃいけませんね! 「すみませ~ん!」 ………… ――しーん… …あれ…?まったく返事がありませんね…。 もしかして、お茶会で賑わっていて聞こえないんですかね? ……仕方ない。中に入らせてもらいますか。 今日は天気がとてもいいですからきっと庭でしてるでしょうし…庭までくらいなら勝手に入っても大丈夫ですよね!多分…。 ってことで、勝手に門をくぐってお邪魔しました。 …あっ!一応、お邪魔しますと挨拶はしましたよ? どことなく人の気配はするので…まぁ、多分大丈夫です! とりあえず、人の気配のする方へ歩いてます。 やっぱり庭の方でやってるんですかねぇ?そんなことを思いながら歩いていたら…段々ワイワイと賑やかになってきました。 若干、マーチとランの声が聞こえる気がします。 ボクは、その声のしたと思われる方へ歩を進めました。
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