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「え?」
「俺は悪魔だから。」
「じゃあ、悪魔さん…」
天使は桜の木の下に走って行った。
「ねぇ、知ってる?」
「何が?」
「この桜の木のこと!」
桜が舞い散る中、俺は天使の話に耳を傾けた。
「この桜の木はね、何でも願いを叶えてくれる魔法の木なんだよ。」
「何でも?」
「そう、何でも!本当に心から思ってること、叶えてくれるんだよ。」
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