遊園地にお出かけな、おはなし。

9/9
前へ
/43ページ
次へ
「隆弘……最後に観覧車に乗ろ?」 「うん。いいよ」 丁度、すいている時間だったらしく並んでいる人はあまりいなく、すぐに順番がきた。 「どうぞ、ごゆっくり」 受付の人の言葉で僕達は送り出された。 「……いい眺め」 「うん、綺麗だね」 本当に綺麗だった。 夕日の光に照らされている沙由ちゃんは。 「……隆弘。もしかしたら、明日の私は変かもしれないけど、気にしないで……」 「? よくわからないけど分かったよ」 そのまま観覧車は終わり、遊園地は終了した。
/43ページ

最初のコメントを投稿しよう!

13人が本棚に入れています
本棚に追加