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「隆弘……最後に観覧車に乗ろ?」
「うん。いいよ」
丁度、すいている時間だったらしく並んでいる人はあまりいなく、すぐに順番がきた。
「どうぞ、ごゆっくり」
受付の人の言葉で僕達は送り出された。
「……いい眺め」
「うん、綺麗だね」
本当に綺麗だった。
夕日の光に照らされている沙由ちゃんは。
「……隆弘。もしかしたら、明日の私は変かもしれないけど、気にしないで……」
「? よくわからないけど分かったよ」
そのまま観覧車は終わり、遊園地は終了した。
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