僕の幼なじみな、おはなし。

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「…………」 あ、口を開いた。 「……もしも私が神様ならば、私は全てに幸せを振りまくだろう。 ……もしも私が神様ならば、寿命なんて消すだろう。 もしも私が神様ならば、悪を消して善を繁栄させるだろう」 沙由ちゃんは口を閉じた。 「神様、なれるといいね」 沙由ちゃんが言ったことに僕が相槌をうつ。 これが僕の日常。 「ちなみに、僕は善なの? 悪なの?」 「…………」
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