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【噛んで「イテッ!」リップ。ねじ切る蔓、不吉垂れ込めるカビ、黒く実る怪しい端の実……。やはり、この七人投げられ、私ら刀抱え、この泥沼や、エルフの手で雫を。血だから、かなり胸に痛み、飛び退く。
いざトンネル通過だ。霞かかる道よ。だけど頑健、この具合が彼怪し。
もう勇者が来て、戦さが止まるめど、行く末、未定。
歩き続けた旅。悪との戦い長引くだけ。
「彼等メシアが来て、何とか助けたい、あの娘や叔母」
と泣け、私、女子ら悲し。武器鋼鉄。
トラップ!悔し、命縮む。死にかけたシ-フだけが斧も盗った。
悔し涙。一喝。
父母ホテルへ住み込み、掛かり切り。絆、戒めた。しかし、外野はすったもんだ。行き過ぎてる世話。あいにく捨てゼリフやけくそ
「古しへよりの言い伝え、疑心暗鬼」
と。
スペル唱え威迫。扉無くす彼、菱形の中に馴染み箱を。ひたすら兄貴揺れ、行路禁じる。行き交うも音断った樹の気。
『秋はとんぼ。洞穴は魚。金のうろこ飛ぶ。似たり寄ったりオカリナ』
と、いつかのお伽噺の、見たか不思議な箱。
こんな誘なう夜、男の子を抱かす所の、この意外さ。
田舎だが、し、しかし、あなたっ、まごつくハ-レムの地だ。手がむやみやたら買うとか。
血潮鳴り
「矢弾だ!」
妻殺しの士、暴君。敵、かたくなに舞い、ものものしい。なにはともあれ座り、やっと昼飯。石碑。肘鉄か?多湿、先手のドロ水。矢飛びて――】
ここで半分。バテここで一休み。
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