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「美月……少しは遠慮…言うだけ無駄か」
「これでも遠慮してるんだけどお兄ちゃん」
美月と呼ばれた少女が祐にそう返す
祐は面倒臭そうに
「はいはい、そうですか……」
と返す
二人のやり取りを聞きながら双葉は苦笑し
「本当に相変わらずだよね二人とも」
と言った
「あーいかん今日仕事有ったわ………」
「「えー」」
二人が祐に非難の声を浴びせる
「そこまで遅くならないと思う…8時…にはそっち行けるだろ多分」
多少バツが悪そうにして祐が言う
「分かった、お父さん達には伝えておくね」
でも、と付け足しながら双葉は
「あんまり無茶な事は仕事だからってしないでよね?」
心配そうにして言う
「大丈夫だよふーちゃん、お兄ちゃんそんなにヤワじゃないもん」
美月がそう言うと
「それも……そうよねぇ」
と返した
「っと……それじゃ終わり次第行くからおじさん達に宜しく」
「うん、分かった気をつけてね」
「また後でねお兄ちゃん」
祐は二人とそこで別れ祐は普段通り仕事場へ向かって行った
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