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さぁ、逝こうww
『あー、もうやってらんない』
とあるビルの屋上。
一人の少女が、事故防止の為に付けられたフェンスの向こうに立っていた。
『どいつもこいつも好き勝手言いやがって…あームカつく!!』
少女が立つビルの下では通行人達が足を止め、少女に「早まるな!」や「自殺なんて止めろ!」と口々に少女に叫んでいた。
だが、そんな言葉を少女は全く気にせず『人間なんか滅べ!』などと悪態をついていた。
『・・・よし、逝くか』
そして少女はニヤリと笑うと、何の戸惑いも無くビルの屋上から飛び降りた。
『さぁ、逝こう!黄泉の国へ!!』
『ぁ、下に居る人達ちゃんと避けてね?』落下していく中で、ぽつりと呟いた言葉は誰の耳にも届かずに消えていった。
ビルの下では「キャーッ!」とか「飛び降りたっ!」などと言う声が聞こえる。
少女は『煩いなぁ…』とまるで他人事のように思い、静かに眼を閉じその時を待った。
--------
ドンッ----
「ぐぇっ…!!」
『痛っ!!』
ドンッという音とともに少女は軽い痛みを感じた。
『…ん、痛いっておかしくない?死んでも痛みはあるのか?』
少女は閉じていた眼を開くと、眼に写ったのは全く見覚えのない景色。
『何処だ、ここ?これが黄泉の国??…ってか、何かふんでる?』
「………」
さて、少女が降り立ったこの地は黄泉の国なのか、それとも別の何処かなのか、少女がそれを知るまであと数分。
~アトガキ~
どうも、はじめまして。
なんか暇潰しに書いてみるか~、という軽いノリで書き始めました(笑)
宜しければ、ごゆるりとお付き合い下さいませ(^-^)
…なんか、似たような(いや同じか?)感じでトリップする夢をサイトで書いたような…
ま、いいかwww←
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