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『それで、その異世界のビルっていう高い建物の上から黄泉の国へ逝こうと飛び下りたら、何故か佐助の上に落ちたんですよ』
はい、説明しゅーりょー。
私すっげー怪しいな、自分でもそう思うよ。
「うむ、どうやら嘘をついてはいないようだな」
「某もそう思います。嘘をついている人の眼ではないでござる」
「かなり投げやりな説明だったけどねぇ」
『オカンうるさいよ』
「刹那ちゃん人の事言えないと思うなぁ(黒笑)」
わぉ、出た佐助の黒い笑み!!
でも私は言ってしまう人間なのだよ(笑)
『まぁ、信用出来なかったら斬っちゃって下さいな。元々死のうとしたら、ここに来ちゃった訳だし』
「そういえばずっと黄泉の国とか言ってるけど、どうしてそんなに死にたいのさ?」
どうしてって、別に隠す理由もないから私は理由を口にした。
『誰も認めてくれなくて、全てが嫌になったから。かな?』
「「「っ!!?」」」
『そんな訳だからさ、斬るなら斬っちゃって(笑)』
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