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『く、地味に痛い』
叩かれた場所を押さえて、恨めしげに佐助を睨み付けていると、その様子を眺めていたお館様が口を開いた。
「して佐助、その者は?」
「それが、俺様にもよく解らないんですよねぇ。いきなり空から降って来たんですよ」
「何!?空からだと!どうゆう事だ佐助ェ!!」
『佐助の上に落ちたんだよー、忍なのに避けれないって格好悪いよねぇ(笑)』
「ホント少し黙ってて(泣)」
アハハ、そんな落ち込むなよ。
私もまさか佐助の上に落ちるとは思ってなかったし。
「空からとな…おぬし名は何と申す」
『私は、黒崎刹那です、武田信玄公。ちなみに、この世界の未来と似て異なる世界から来ました♪』
私の言葉を聞いて皆ぽかーんとしている。
うん、未来からとか信じらんないよね。当たり前だよ。
「未来からとな。それは誠か?」
『ホントですよ。まぁ、正確にはこの世界によく似た世界の未来かなぁ。私の世界の過去を元にして、作られたゲームっていう玩具(?)に貴方達は登場するんですよねぇ、だから貴方達を知っていた訳でして…』
やべぇ、何言ってんのか解んなくなってきた。
『まぁ、アレです。異世界から来たのだよ!』
もう、投げやりだ。
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