プロローグ

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「きらきら」 きらきら 光ってた 予感に似た光だった どうすれば 明日を生きていけるか つぶれそうな心だったのに 今思えば あの頃から ずっと あなたを好きだった気がする 奇跡も運命も みんな 手の中にあったね あなたに恋してた気がする 思い出すと涙がこぼれそうな時代 きらきら 光ってた 過ぎてから気付くんじゃなくて 身体でわかってた いつか来る終わりだけが 無性に怖かっただけ 振り払うように 身もだえするように 笑いながら 涙 こぼしてた あなたに恋してた気がする あなたに恋してた気がする
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