制服は戦闘服
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夕方、誰もいない教室。 一人で静かに席についているセーラー服の少女。机をそっと撫でている。 「まだ帰ってなかったのかよ」 突然教室の扉を開けて入ってきた、ブレザーの少年。 少女はちらと少年を見たが、またすぐに視線を落とした。 「授業、とっくに終わってんぞ」 「……知ってるよ。うっさいなぁ」 「……」 少年は、ゆったりと歩いて少女の机の前に立った。
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