prologue 王の日常

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「ふぅ~きれいになったよ~。あれれ~何の話したの?」 「ちょっ!? お、おいっ!なんて格好で!?」 バスタオル一枚なんだよ…。 「なに?」 「なにじゃないよ…」 美嘉はボクを気にもとめずにバスタオル姿なんかで出てきた。 「幼なじみじゃない。気にしない気にしない。昔なんて一緒に入ってたじゃな~い」 「はぁ…」 そんなもの関係あるか…歳と羞恥心を考えてほしいものだ…。 転校生は普通でありますように…。 出来ればボクにかかわりあいのない興味を示してこない人間であることを切に願った…。
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