Ⅰ章~人間への転生~

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「ん、学校?」 「はぁあんたって人は.....今日、入学式でしょう」 「あ、そっか今日から俺らは高等部だったな」 ポンっと腕を叩き思いだしたかのように呟く。 「まあ、いいわ、早く学校に行くわよ」 まあ、そうだよな。 しょうがないから行くか。 「ん、分かった行こうぜ」 と言いルークはベッドに腰かけていたのをピョンとジャンプし立ち上がる。 「よし、学校にlet's go」 ルークはそう言い、部屋を出ようとするがリリィに首元を掴まれる。 「何するんだよ....」 「あんた、カバン持って行かないつもり?」 アハハハ忘れてた。 「ん、サンキュー。将来お前みたいなしっかりしたお嫁さん欲しいわ(笑」 「い、行くわよ」 ルークにカバンを投げて渡し、少し顔を赤くしながら部屋の外に出て行く。 あいつトイレにでも行きたいのか? 少し見当違いなことを考えるルークであった。
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