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そう、怒鳴るのと同時に、両手で2人を掴むと転移した。
「おお!」
何だか、嬉しそうな声を上げるアレン。
ケインは苦笑するだけだった。
そして、2人が連れて来られた場所は、学園の正面だった。
「おおー。でか!」
アレンが嬉しそうに声を出した。
「呆れた!貴方達、ほんとに通ってなかったのね!」
その女性は、両手で2人を引っ張る。
「いらっしゃい!学園長の所に行きます!」
そう言って、歩き出した。
無理矢理、連れて行かれながら、アレンもケインも何だか、楽しそうである。
何故なら、彼女から悪意は全く感じられなかったから。
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