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元に戻ったアレンは、満面の笑みでケインを見て言った。
「出来たぞ。ケイン。お前の分も、お揃いで作っといたから、いいだろ?」
得意そうに右手を開く。
そこには、見事な装飾の施された指輪が2つあった。
ケインは、結界を解除すると言った。
「流石。見事です。アレン様。」
アレンは、にんまりすると1個をケインに渡した。
そして、指輪をはめた。
すると、アレンの見事な銀髪は黒髪に金色の瞳は黒い瞳に変わってしまった。
「おお。容姿まで変わってしまったな。抑えすぎたか?」
そう言って、ケインの方を見た。
ケインは、金髪はそのままだが、銀の瞳は青い普通の瞳になっていた。
「これは、かなりきますね。」
アレンはにまっと笑って言った。
「まあ。こんなもんだろ?」
「ですね。」
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