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そうのんびり、話して居る間にも、ドンドン何かは近づいてくる。
人々は、慌てて避けて行く。
見る間に、広い道路には、誰も居なくなり、数人が居るだけとなった。
アレンの言った通り、向こうから大きなゴーレムが走って来る。
何かを追っているようだ。
アレン達と、見た目の年齢の変わらない男の子が追われていた。
アレン達と男の子の間に、数人の男女がいた。
そして、男の子は、その男女の所に飛びついた。
「良かったーー。居たんだ。助けてよ。」
男の子に飛びつかれた男の子
は、大きなため息をついて言った。
追われていた男の子は茶色い髪で茶色い瞳の可愛らしいという印象を受ける男の子だ。
一方、飛びつかれた男の子は、赤い髪に赤い瞳で、元気で活発そうな印象を受ける男の子だった。
「何だよ。やっつけちゃえばいいじゃん。ラル。」
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