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赤い髪の少年、レッドが言った。
「そのローブって、学園の特待生のローブだよな?」
ケインは微笑むと言った。
「ええ。明日から編入させていただく予定になっていますが、何か?」
ケインの言葉に、金髪のライトも言った。
「いや。特待生ってわりには、魔力をあんまり感じないよなって。」
その言葉に、ケインはクスクスと笑うと言った。
「表に出てる魔力だけが全てではないのですよ?貴方は、ボルテス家の方ですね?ダメですよ?そんな事では。」
そう言った、ケインに顔色が変わったライト。
「な!なんで、それを!」
ケインは、にっこりと言った。
「金髪・青瞳の特徴に加えてその魔力波動はボルテスの特徴を顕著に出してますよ?」
呆然とするライト達にケインは首を捻りアレンは、横で笑っていた。
「人の事言えないだろ?ケイン。」
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