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一
「お前達…。“仙里”さんを怯えさしてどうする…。」
一は額に手をつきはぁ…とため息をつきながら剣達をさとす。
間
「あ、悪かったな。仙里さん。別に怒ってる訳じゃないから。」
間はハハハと苦笑しながら桜に喋る。
桜
「そ、そうですか…。」
と一達と桜が雑談してると……
クイクイ
桜
「?どうしたの?夢ちゃん。」
夢
「………デュエル、始まった……」
夢は桜の制服の袖をクイクイと引っ張り、龍達の方向を指差す。
剣
「さて、どうなるかな……」
龍
「俺のターン…。ドロー。………。」
龍はカードをドローするとそのカードを手札に加え何かを考え始める。
華林
「あら。もう負けるさんだんかしら?やはり落ちこぼれは諦めるのが速いわね。」
華林はその龍の様子を見て、軽く高笑いをしている。
龍
「……手札から魔法カード“調和の宝札”発動…。」
調和の宝札
魔法
手札から攻撃力1000以下のドラゴン族チューナーを一枚墓地に送ることでデッキからカードを二枚ドローする。
華林
「(調和の宝札?聞いたことないわね。)」
華林は自分の聞いたことの無いカード名に内心少し焦る。
龍
「俺は手札からLV1チューナー“伝説の白石”を捨ててデッキからカードを二枚ドロー……。そして、墓地に送られた伝説の白石のエフェクトを発動…。」
華林
「墓地に送られたカードの効果を発動する?」
さらに華林は首を傾げ始める。
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