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龍
「伝説の白石のエフェクトはこのカードが墓地に送られたとき、デッキから“青眼の白龍”を手札に加える……」
伝説の白石
☆×1 ドラゴン族 光属性
チューナー
ATK300 DEF200
このカードが墓地に送られたとき、デッキから青眼の白龍を手札に加える。
龍
「よって、俺はデッキから青眼の白龍を手札に加える……。」
龍はディスクからデッキを取り広げ、その中から1枚のカード選び出し華林に見せてから手札に加える。
華林
「(青眼の白龍……?何処かで聞いたことのある…。手札に加えたということは狙うのは1ターンで呼び出すことかしら…。)」
華林は少ない時間でそこまで考える華林。
だが、龍の取った戦法は一達を含めたデュエル場にいる全ての人を驚かせるものだった。
龍
「カードを3枚セットしてターンエンド…。」
桜
「ええ!?」
夢
「嘘………」
剣
「なに!?」
華林
「なんですって…」
咲哉
「あらあら……」
一
「ふん……」
間
「どうしたんだ……」
一達が驚くのも無理は無いだろう。
手札入れ替えカードを使い、さらには上級モンスターを手札に加えたにもかかわらず、なんのアクションも起こさずカードをセットしただけでターンエンドしたのだ。
華林にとって見れば嘗められているとしか思えないだろう。
華林
「あなた……。どれ程私をバカにすれば……💢私のターン!!」
華林は額に青筋を浮かべ、デッキからカードを勢いよくドローする。
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