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体が重い。
いや、正確には体の上の何かが重い。
……そして目が覚めると目の前に美少女がいた。
なんだ夢か。
うん夢に違いない。
目が覚める夢とはなかなか洒落ているじゃないか。
夢の中の俺はもう一度寝ることにした。
……いやまてよ。
どうせ夢ならもう少しいい思いをしてもいいんじゃないか。
決意を新たに起きあがろうとすると正面からおでこに空手チョップをくらってしまった。
「今ヤらしいこと考えただろ」
心を読まれるとは。
間違いなく本物の相川美空じゃないか。
おでこの痛みも本物だ。
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