第1話「幼なじみは美少女」

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さっさと着替えて俺は玄関を出る。 見れば先ほどの美少女がいるではないか。 髪が肩の下まで伸びていて、キレイにまとまっている。 高校の制服で上半身のラインは隠されてしまっているが、スカートの下からスラリと伸びる両足にも目を奪われた。 こういうのを美脚と言うのだ。 ミニスカートが似合うのは、つまりこういう脚なのだよ。 「……どこを見てるのかな?」 「あ、靴下新品にしたんだね」 危ない危ない。変態だと思われるところだったがうまく誤魔化せたぞ。 「誤魔化せてないわよ」 心を読まれるとは。 「ふ。さすがは幼なじみということか……」 とりあえず渋く決めてみた。
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