ＡＣ作品レビュー

はじめに/Ｑ＆Ａ

Ｑ．アーマード・コアってなに？

Ａ．フロム・ソフトウェア社が1997年に発売したメカカスタマイズアクションゲームです。未だに新作が出されている怪物タイトルであり、ファンからはロボゲー界屈指の変態ソフトとして認知されています。

Ｑ．どんなゲームなの？

Ａ．プレイヤーは一人の職業傭兵となり、巨大軍事企業から依頼されるミッションを自分のＡＣ(巨大ロボット)で遂行していきます。
ミッションの種類は非常に多彩で、テロ撃退や敵対企業への破壊工作といったポピュラーなものから、脱走した改造人間の抹殺、数千万単位の民間人が収容された居住施設の破壊など、様々なシチュエーションで泥臭く戦場の犬気分を味わう事が出来ます。
いちおうストーリーもありますが、殆ど説明不足なので、ぶっちゃけ無視しても構いません。

Ｑ．ＡＣのカスタムってどんなの？

Ａ．恐らくこのゲームの楽しさの９割を占める要素です。頭、胴、手足にブースタやジェネレータといった内装パーツ、そして各種武器群を取っ替え引っ替えして好き勝手にＡＣをアセン(組み立て)し、自分だけのオリジナルロボットを作れるというのを触れ込みとしています。要するにメチャクチャ細かくなったメダロットやカスタムロボです。

Ｑ．なんだか難しそう……

Ａ．実際、難しいです。デモンズソウルやダークソウルなんかを作った会社と同じ、と言えば分かりやすいでしょうか。
理由としては、高速で自機を動かしながら敵を狙って攻撃しなければならないアクションゲームとしての難しさと、組み上げたＡＣのステータスが直接ゲームに反映される、シミュレーションゲームとしての難しさが重なっているからでしょう。
多分に敷居の高く感じられるゲームですが、しっかりと知識を深め操作に慣れさえすれば、自分のＡＣを自由自在に操れるという独特の爽快感を味わう事が出来ます。とりあえず、説明もなく始められる理不尽なミッションで投げない事が肝心です。

Ｑ．どの作品から始めればいい？

Ａ．２か３が比較的簡単で、ストーリーも比較的分かりやすいと言われています。とりあえずデータ引き継ぎの都合上、初代、２、３のいずれかから始めるのが得策です。ドＭならラストレイヴンからどうぞ。

Ｑ．キャラクターの顔が出てこないんだけど……

Ａ．仕様です。主人公は声すら出ないので、好き勝手に妄想して下さい。