アーマード・コア

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ちなみに彼女、設定画では黒髪ロングの長身お姉様だそうです。眼鏡を消した跡があるとかなんとか……。 ○ボス・サヴェージ(スレッジハマー) 「分からんのか?やりすぎたんだよお前は!イレギュラーなんだ!」の名台詞でお馴染み、元祖騙して悪いが系レイヴンです。 レイヴンからの依頼を信用してはいけない、この鉄則を我々に植え付けたキャラクターであり、ランバージャックやズベンの先駆けと言えるでしょう。 重量二脚ACとしては中々カッコ良く、NXでリメイクされたのは良いんですが、前座の方が強いのはなんだかなあ……。 ●パーツ紹介 ○LS-99-MOONLIGHT ○WG-1-KARASAWA 初代より登場する、ACの伝統兵器二種です。 大グレことWC-GN230は説明文で「ACの象徴的装備」と書かれていましたが、これらの方がプレイヤー的にはACの象徴なのではないでしょうか。 重いが威力は最高で消費も少ない月光と、瞬間火力最高のカラサワ。 この二つを装備したACはロマンに溢れ、尚且つ強く、カラサワの愛好会すら一時期は出来ていました。現在の衰退振りからは考えられません。 なお、元ネタはキングスフィールドという事で、月光が台座に飾られているのも特徴ですが、カラサワは何故か部屋の隅に放置プレイ……本当に何故。 ●私的評価 難易度 C ストーリー A 演出 S バランス A やりごたえ A この評価にはかなりの贔屓目が入っています(笑) 一応、よほど酷いアセンでない限り全ミッションいけますし、対戦バランスも奇跡的な良さです。 記念すべき作品ってことで、思い入れは高めで。 それと、演出S評価についてですが、全体的な台詞回しの良さや、宇宙まで旅立つ話の広がりなど、総合的に見てかなり"良い"です。 また、これは偶然の産物とも言えますが、最終ミッションの⑨戦の盛り上がりは異常です。 メモリの関係上、台詞とBGMを同時に流すことは出来ないので、COMのアナウンスなども無音の内に流されるわけですが……無音の中、淡々と告げられるナインボールの接近、否応なく上がる緊張感、「これ、ひょっとして最終ミッション?」という勘ぐりに対する確信と、上手く良演出となっています。 と、多少贔屓目に見た所はありますが、名作であることは間違いありません。 思えば、「フロムはKFだけじゃない」と開発されたこのタイトル、気付けば知名度は完璧に逆転……。筆者は時の流れの非情さを垣間見ました。
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