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半年で発売されてしまった、この続編。しかし古参のファンには、これを最高傑作と見る方も多いのではないでしょうか。
前作との大きな違いは、ミッション数の大幅減少とアリーナの追加です。
とは言え、どちらも難易度は高くなく、アリーナのランカーも、対人戦の練習になるかな?と疑問符を残すレベルなので、クオリティはそう高いとは言えません。
では何故、ファンからの支持が厚いのか?
それは当時の"対戦熱"と、やはり奇跡的な対戦バランスによるものです。
当初は隠しパーツである指や核を組み合わせたアセンがほぼ一強状態でしたが、やがて「アンチ指」アセンの研究が進み、ヴェル・エールやパラダイスロストといった名機が誕生したのです。
ちょうど大会も各地で行われ、多様な戦術やアセンが開発されていき、熱が非常に高まっていった時期です。
対戦派のレイヴンにとっては、正に黄金期と言えたでしょう。大会を勝ち抜いた猛者達の魂のこもった愛機は、MoAチャンピオンアリーナに今も残されています。
新パーツの優位性に不満があるという方は、初代のデータをそのまま読み込んで戦う「イエローアセン」を利用しても良いでしょう。
せっかく良いステージが揃っていますし、2P補正も小さいですしね。
●STORY
今回はフリーランスのレイヴン、スミカの依頼によってウェンズディ機関(というかスティンガー?)の野望を止めるためにミッションを遂行していきます。
ACらしからぬヒーロー的、言ってしまえば王道的なストーリー展開が特徴ですが、それはそれで分かりやすいという事もあり、評価されているようです。
……スミカは何故あんなに金を持っているのか。
●キャラクター紹介
○スティンガー(ヴィクセン、ファンタズマ)
「いいか、俺は面倒が嫌いなんだ」。シリーズ屈指のこの名言を残した彼は、27歳男性(強化人間)。
ヴィクセンとは都合三度戦う事になりますが、ハンドグレネードとプラズマキャノンは一度も使ってきません。恐らく、ウェポンセレクタを切り替えるのが面倒だったのでしょう。敵ACなので、弾切れもしませんし。
ファンタズマはE防が異様に高いのですが、実弾を使うとアッサリ倒せたり。核と垂直ミサの回避練習にはちょうどいいでしょう。
つまり、スティンガーはPPのヒロインということ。スミカ・ユーティライネンです(´・ω・`)ノシ
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