プロローグ

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「あっ、そうですか。じゃ」 レポーターが、女子高生三人から離れようとする。 「ケーキはー、見た目かわいくて、おいしかったよ」 「ただ、あんな小っちゃくて、900円は高いっしょ」 「ぼってるね」 「超ぼってるー。二度目はないね」 「ないない。間違いない」 女子高生達は、けらけらと笑った。  レポーターは苦笑いして、次の客を探した。
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