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『』=上之園
「」=齋田
『先輩、先輩ー』
「ん?なんだ、やっと自分の棺桶に入る気になったか?」
『ちげぇよぼけなす。このシフト、一体何なんですか。』
「紙だが?」
『…人をおちょくるのも大概にしろよおっさん。』
「はいはい。んで?その紙になんか問題でもあんのか。再生用紙なめんなよクソガキ」
『…ほんっと大人気ないですよね先輩は。
…で、この紙の内容についてなんですけど週七ってなんですか。僕を殺したいんですか?』
「(フッ)………なにを今さら」
『あんた労働基準法って知ってるか?国の法律におもっきし背いてんだぞ』
「今時のヤングは就職すら難しいと言うじゃないか。よかったな、死ぬまで働けるぞ」
『言い方変えても同じだっつーの。大体コンビニのバイトくらいで就職とか言えるか。
取りあえず、このシフトどうにかしてください』
「残念だが、もう従業員には連絡済みだ」
『すっごい自己中。殺したーい。』
「マイペースなだけだ。」
『…ぜってぇここのバイト辞めてやる』
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