第0話 サクヤ

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しかし同年9月。 かねてから険悪な状態にあった隣国、エルトリアが北ヴァイスラントを正統政府をする事でエルトリアの利権にしようと北ヴァイスラントに支援を表明。 当初早期に終結すると思われていた内乱は、各地に傷痕を残しながら、尚も祖国の大地に新たな血を欲しようとしていた。 ここ、国立ザッツブルグ士官学校は、士官不足に陥った南ヴァイスラント共和国軍(SVRF)が短期間での士官育成を計る為、設立した学校だ。 サクヤ・アイゼンハーグはその第3期生で、陸上機動装甲(LA)のパイロットである。
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