第0話 サクヤ

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「サ─ク─ヤ─」 声と共にアイナが覗き込んできた。 アイナ「また居眠り?」 サクヤ「御想像の通り、睡魔には勝てる気がしないよ」 クスッとアイナが笑う。 アイナ「また睡魔に負けないでね、次は模擬訓練よ?」 学校のカリキュラムには様々な物が存在する。 座学、シュミレーター、基礎体力トレーニング、そして今回のような練習機体を用いた模擬訓練である。 サクヤ「じゃあ、いくとしますか!」 アイナ「座学と違って嬉しそうね」 サクヤ「だって…座学の時間は眠くなるだけで得るものが無いんだもの」 アイナ「…サクヤらしいわねぇ」
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