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「キャハ。こんちゎ。私、貴方の身体になって、勇気をあげちゃう。」
シルフが僕を包み込む。
シルフの意識が流れ込む。
「キャハ。貴方の勇気は私の勇気。強くなってね。キャハハ。」
身体が熱い。
肉塊の身体に筋肉が作られていくのがわかる。
「シルフよ。その優雅さで、揺るぎない心を持ち続けるのじゃよ。ホェホェ。」
自分でもわかる。
はっきりした心の強さ。
勇気が湧いてくる。
「次ゎぁ、アタシだゎねぇ。」
艶っぽい声と、甘い香が近づいて来た。
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