宿りし力

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「アタシゎぁ、ウンディ-ネ。頭と安らぎを坊やにあげるぅ。」   ウンディ-ネが撫でてくる。 首の辺りがくすぐったい。   「ウンディ-ネ、相変わらず色っぽいのぅ。その魅力で信頼の手助けをしてやっておくれ。ホェホェ。」   「ジジィ。サッサと済ませるぞ。」   「ホェホェ。ジジィはどこじゃ?」   「ケッ。食えねえジジィだ。俺の名前はサラマンダ-。お前に腕と力をくれてやるよ。準備はいいな。」   聞くより早くサラマンダ-が突っ込んできた。   「俺の力、無駄にすんなよ。」   言われなくてもわかってる。 お前のお陰で性格変わったぞ。   「サラマンダ-。暴れ者じゃのう。その熱さでしっかり力を振るうのじゃぞ。ホェホェ。」
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