酒の席 ~橋本~

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橋本「というか、荒木が一木にもらって欲しいんだろ?」 荒木「誰が左之丞なんかに――って、抱き着くな!きもちわるい!」 いつの間にか荒木に近寄り抱き着いていた一木 ちなみに左之丞ってのは一木の下の名前だ 一木「一番は橋本じゃが、次は荒木じゃきぃ。」 荒木「橋本がお前のこと好きだって。」 橋本「はぁ!いつ俺がそんなこと言った?!」 藤堂「荒木~。」 荒木「Σどうした、藤堂?」 藤堂「言っていい冗談と悪い冗談と、今のはどっちだと思う?」 静かに低く、確実に怒った調子で、何かを警告するように言い放った。 荒木「悪い冗談・・・だと思う。」 藤堂「だよな。」 引きつった笑みの荒木と、満面の笑みの藤堂が向き合っていた。
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