3人が本棚に入れています
本棚に追加
橋本「・・・気づかなかった。」
一木「わしはいつでもおまんをみちゅうきのぉ。」
橋本「・・・ある意味変態だよな。」
一木「失敬じゃのぉ。わしはおまんのことが好きなだけじゃ。藤堂みたいに強引に嫁にもらおうとは思うちょらん。」
橋本「はぁ・・・。何でお前らはそんな冗談ばっかり言うんだよ。」
一木「藤堂はどうか知らんけんど、わしは本気じゃ。冗談なぞ言っちょらん。」
冗談でも、嘘でも、なんでも、俺と一緒にいて嫌がらないのは、俺にとってものすごく嬉しい。
憎まれ口をたたいても、馬鹿みたいなことをしている時間が好きな自分がいる。
永遠にこのときが続けばいいと思っている自分がいる。
そして、一木たちの言ってることはすべて嘘で、俺はいらないものなんじゃないかと思う自分がいる。
最初のコメントを投稿しよう!