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一木は静かに酒を飲む。
隣では藤堂たちが騒いでいる。
俺は窓から川を見ている。
橋本「いつかは、終わるんだよな・・・。」
一木「???何がじゃ?」
橋本「なんでもない。独り言だ。」
そういって道に目を落としたとき、小道に潜んでいる人影を見つけた。
とっくに日は沈んでしまっているから、見えないだろう。
人を斬るつもりか?
標的は誰だ?
急いで道を見る。
少なくとも女は論外だろう。
見えるのは、商人、商人、商人ばっかじゃねぇか。
あれか?
若そうな武士が一人見える。
しばらく様子見をしよう。
武士がこちらの建物の近くまで歩いてくる。
さて、どうなるか。
武士と人影の差があと十五歩程度になった。
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