酒の席 ~橋本~

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俺の次にやってきたのは、佐々木・長尾の二人だった。 佐々木は髪を上のほうでひとつに結い上げている。 髪が長く、結わなければ地面についてしまいそうなくらいだ。 もう一人の長尾は長身の、顔立ちの整ったやつだ。 主に槍をつかう。 話し言葉がなんか最後だけ伸びるので、俺はちょっとむかついている。 佐々木「まだ、ほかのやつらはきてないのか?」 橋本「あぁ。」 長尾「今日は酒に酔ってやる~♪」 橋本「・・・うぜぇ・・・」 佐々木「というか10時からだろ?」 橋本「そうだが?」 佐々木「・・まあいいか」 いつも一番早く来すぎてしまい、呆れられることがあるが、今日ばかりは理由があった。
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