酒の席 ~橋本~

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一木「しかしのぉおまんに手ぇ出したら――」 藤堂「どうなるかわかってるよな、一木?」 いきなり襖をあけた男はざんぎり頭が所々はねていて、目立つには十分だった。 荒木「遅いぞ、藤堂。」 藤堂「俺にも告白を祝って欲しかったか?」 荒木「・・いつからきいてた?」 藤堂「さぁな。つか、まだ始めてねぇのかよ。」 長尾「話が盛り上がってな~。」 藤堂「何の話だ?」 一木「いろいろじゃ。いろいろ。それよりはよ酒ばのまんとのぉ。」 佐々木「そうだな。」 こういうときは佐々木が仕切っている。 支払いなんかも・・・まぁたまぁに(10回のうち9回くらいか)してくれる。 結構お偉いさんとこの次男らしい。
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