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キキーッ!
バスは旅館の前の駐車場に停まった。
創太「すげ……」
「おい!」
後ろから荒井が声をかけてきた。
創太「ん?」
荒井「何か変じゃね?」
創太「お前の顔?」
荒井「…スキー場に誰もいないぞ」
創太「あ……」
荒井の言う通り、ゲレンデには人の姿は見つからなかった。
先生「はーい、みンなー注目~!」
生徒は全員無視していた。人のいないゲレンデを見て考えている。
先生「アハハ!いやー君達、いイ所に気付いタナー!」
創太「先生!なんで皆いないの?」
先生「ここのお客様にハ、吹雪ガクルって言って帰ッてモラった♪」
田中「吹雪かよ……俺らはどうすんの?」
先生「ヒヒヒヒ……実際は吹雪なンテこなイケどね♪」
創太「俺らの為に客を追っ払ったのか!ナイスだ先生!」
先生「そウダヨ♪君達がオニゴッコヲスルのに邪魔ニならナイよウニネ♪♪」
創太「……は?」
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