316人が本棚に入れています
本棚に追加
冬『成?』
成[おじさんっ…大丈夫ですか!?]
俺は3人に断りだけ入れて、携帯に出た…
出た瞬間…電話の相手…成はかなり安心したような声をしてた…
冬『うん…大丈夫だよ?』
成[良かった…待ち合わせ場所言ったら騒がしくて]
雅[リーダーばれちゃったんだね?]
冬『うん…ごめん』
成の後ろから雅魅ちゃんの声も聞こえた…
成[俺達もバレないようにその場は去りましたけど、おじさん今どこ?]
冬『えっと…』
紫『なは公園…』
冬『あ!…ありがと紫君』
成[紫君?]
ここがどこ公園か成に教えたかったんだけど…
公園の名前が分からずあたふたしてたら、紫君が教えてくれた…
紫君にお礼を言うと紫は、笑って気にするなと言う顔をしてくれた…
だけどその時…
成に聞かれてしまった…
冬『あ…俺が逃げる時…巻き込んじゃった人…公園の名前教えてくれて…なは公園だよ』
成[そうなんですか?…雅魅!なは公園知ってる?]
雅[なは公園?…うん知ってる!]
成[らしいので、今から行くから動かないでね?]
冬『うん…わかった』
それだけ言って携帯をきった…
俺はふう…と息を漏らす…
そして…少し離れた位置で話してる3人を見る…
成には言えなかった…
架琉君そっくりな子と今いる事…
彼は架琉君じゃない…
と思うけど…
言えなかったんだ…
最初のコメントを投稿しよう!