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ー紫Sー
紫『…どうだった?…』
?『…簡単に見つけられたで?…ほら…』
紫『…有名人……』
?『そ!…かなりのな…』
自分の部屋で、俺は外で子供達と遊んでるバンビを見てた…
そんな時…俺の部屋に1人入ってきて…
数枚の紙を俺に渡す…
彼は大東功…
色々ここで情報を探る係…そして俺の親友で腐れ縁…
功が見せてくれた紙を見て俺は驚いた…
バンビの正体に…
紫『stormの赤羽架琉…人気歌手グループの1人…』
功『…99%、な…まあ後1%は…彼が記憶喪失やから…絶対の保証はない…』
紫『…そっか…ありがと…』
功『上で暮らしてる奴等驚いとったで?…ほんまに赤羽架琉か!…て』
紫『まあ…ここまで有名だとな…』
功『その有名な彼を知らん奴もおるけどなぁ』
紫『…五月蠅い…』
功『あ…所で[パス]どないする?…赤羽…あ、今はバンビか!…作るんか?』
紫『ああ…作っといて…作ってなくて変に思われるのもやだし…』
功『了解ー』
この町に住む人達は…18歳になると[パス]を渡される…
このパスは上の奴等の住む町に行けるパス…まあ、この町のドアを開ける鍵…だ…ドアが開けば上の奴等の住む町のとある所に出れる…
この町には掟がある…
20歳になったら…上の奴等の町に住み…上の奴等にバレない様に生活するか…
この町にいて…この町にずっと住むか…
上の奴等の町に住むと決めてもこの町に出入りは出来るし
この町に住むと決めても上の奴等の町に出入りは出来る…
ただ…一生、上を選んだ奴はこの町には住めない…
この町を選んだ奴は…上の奴等の町には住めないようになってる…
泊まり…とかはいいらしいけど…
俺や功は19歳…後1年で決めないといけない…
まあ、俺は決ってるけど…
だけど、その選択が…変わるなんて誰が考えただろう…
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