君と歌いたかったんだ

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「あ・く・しゅ!」 「ハァ?」 「だから握手!」 何で俺がこんな事しなきゃならないんだ と思いつつとりあえず握手してやる 「てか、あんた男か?」 俺がそう言うと真の顔がビシッと引き攣った 「ぼ、僕は男じゃないよ?」 引き攣りながらも笑顔は絶やさない 「そうか、そりゃ悪い事を言った」 ビシビシっと更に顔が引き攣る 「君、反省してないよね?」 「お前人の心を読めるのか?」 「読める訳ないでしょ!!!」 「なら俺が反省してるかわからないじゃないか」 「君、捻くれてるね」 かなりぎこちない笑顔になりながら答える 「そうか?俺は本当の事を言っただけだが」 「そうゆうのが捻くれてるっていうの!!!」 とうとう笑顔が崩壊した 「そうか」 「なんか卑屈ぅ」 「そうなる様な人生を送って来てるからな」 若干頭に青筋を浮かべている真に言った 「・・・辛い感じ?」 「さぁな俺は普通だと思うぞ、まぁ世間一般の普通とは大分違うと思うが・・・」 そんな話をしていると授業終了の鐘がなった 「授業終わったぞ?もどんないのか?」
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